ついに!
PCTへの道、最難関?
ビザの取得のため、今日は朝からアメリカ領事館へ。
申請書類を入れたクリアーファイルとパスポートを持って、面接に行ってきました。
面接では、
何をしにアメリカに行くのか、
なぜ90日以上の滞在が必要なのか、
滞在中生活できる資金は十分にあるか、
アメリカに長期滞在するのに問題がない人物か審査されるということで、気合を入れて挑みました。
書類には何度も目を通していたし、不利になりそうな要素も持ってないから、たぶん大丈夫と心に言い聞かせていたものの、『準備の8割はビザ取得』と聞いていただけに前日から緊張していました。
英語で質問されたらなんて答えよう…とか、
落ち着きなく色々考えながら。。
I want to hike Pacific crest trail....モニョモニョ
いざ面接。
ドキドキ。ドキドキ。
静かに鼓動は高まります。
私より数人前に並んでいた人が、面接官から英語で質問されている…。
ちょっと身構える私。
そして私の番。
「おはようございます」
ほっ、日本語だ。
面接官
「どうしてアメリカに行こうと思ってますか?」
私
「パシフィッククレストトレイルを歩きたくて。メキシコの近くからカナダまで、約4000kmあるので5ヶ月かかるんです」
面接官
「長期の登山は経験ありますか?」
私
「最長で4日。テント泊もあります」
面接官
「リサプライはどうしますか?」
私
「えっと…、街に降りて郵便局から次の街に降りる日を計算して荷物を送ります」
面接官
「実はね、私は◯◯年にアパラチアントレイルを歩きました。PCTも計画したけど歩けなかったので、あなたが羨ましいです」
なんと、ロングディスタンスハイカーの面接官さん!日本百名山も登られるそうで、
長期の登山はしたことある?
北アルプスは行ったことある?
1人でPCTに行くの?
アイスアックスは使える?
山好き同士の会話は、面接にも関わらず楽しいものでした。
「アイスクライミングも雪山も行ったことあります」と答えると、
「じゃあノープロブレムだね!」
ということで、無事にビザを取得。
英語で話したのは、最後に
「Thank you very much!」と笑顔で発したお礼だけでしたw
あんなに緊張してたのに、アッサリを通り越して楽しい面接になるとは。
もっと面接官の方と話したかったな。
何はともあれ難関クリア!
これから本格的に計画と準備を始めます。
いよいよだ!