趣味を超えてる?
私の周りのトレランの先輩たちは、皆さんすごい。相当並外れている…と思う。
ちょっとお散歩程度に軽身でお山を走り抜けちゃったり、いつも朝の通勤前に山を走って越えて出社したり、帰り道を30キロ走って帰ったり、それをたまにではなく、ある程度頻繁にこなしている。日常的なランニングは週に何回も。
日本を代表するトレランレースにそれぞれエントリーしていて、いつも目標に向かっての努力を惜しまない。
そんな人達に刺激を受けて、私も会社と家との片道10kmを走って帰る“帰宅ラン”を始めてみた。目標は週3回。もっと近くに気軽に登れる山があればなぁ。広々とした大阪平野は走りやすいけど、味気ない…。
男性に追いつくのは現実的じゃないけど、でもいつか背中を追いかけられるようになりたいなぁ。
トレラン装備
トレラン用にウェアとギアを一部新調。
登山よりも重さにシビアなのがトレラン。
まぁいっかで持って行った物のために体力を奪われる事も。
実際、8月に白山に登った際暑さと重さで体力を奪われ、全くペースが上がらず、メンバーに変わりに背負ってもらうという迷惑な出来事もありました^^;
そのため、走る時には必要なものを厳選し、持ち物はコンパクトで機能的な物をそろえる必要があります。
まずはこれがないと走れない。
シューズは『ALTRA』ローンピーク2.5
足先が広くなっていて、下りや足場が悪い時に指先に力を入れやすく走りやすいです(^^)
ウインドブレーカーは『ノースフェイス』
フードに収納用の袋が付いていてくしゃくしゃっと詰め込んでコンパクトになります。
登山だけしてた時には気づかなかったけど、このウインドブレーカーが超便利!
そんなに寒くないけど風が強い時などに一枚羽織るだけで快適。ソフトシェルだと暑くて走れない、トレランを始めて価値がわかる絶妙なウェアです。
ザックは『ULTIMATEDIRECTION』Adventure Vesta
ベストのようにピタッと体にフィットするフォルムで走ってもずれません。
12Lで収納ポケットも沢山あって使いやすい。
メッシュが想像以上に伸びて収納量バツグン。夏なら軽装でお風呂セットも入っちゃいました。
ショルダーベルトのポケットに500mlのフラスコが付属。今は買ったままで使ってますが、ストローが長いものに変えれば、走りながら飲みやすそうです。
何よりデザインもかっこいい!(^^)
現状揃えたギアはこんなところ。
トレランは走ると言ってもやはり山。
低体温症にならないように、軽量のレインウェアや保温着も必要になります。
また先日、UTMBで女性8位、日本人女性で初めて表彰台に立たれた丹羽薫のUTMB報告会へ参加した時、心拍数は自分の走るペースを知るためにとても重要だと教えてもらいました。心拍によって自覚のない自分の体調もわかるんだそう。それを聞いて衝撃的でした。心拍計も早い段階で取り入れようと思います。
※感想はあくまで個人的なものです。
トレラン始めました
トレイルランニングに出会ったのは、鏑木毅さんがプロデュースされている「比叡山International Trailrun」。
知り合いの応援で駆け付けた今年5月でした。
正直なところ、その頃は自分が走ることには全く興味がありませんでした。
もともと景色を楽しみながら写真を撮り頂上を目指すスタンスが好きだったので、走るとなると景色を楽しむ余裕もないんじゃないかと思ってました。
比叡山に駆け付けたのは、用事を終えて電車とケーブルカーを乗り継ぎ、トップ選手がゴールする頃でした。
関門ギリギリで辛そうに走っていく人たち…
大変なスポーツだなぁと全く惹かれなかった。
そしてゴールゲートの横で、カメラを手に知り合いがゴールするのを待ちました。
そして、1位の大瀬選手と大杉選手、2人の姿が見えた時、ラストスパートを競うそぶりもなく、なんとそのまま手を繋いでゴール!
海外大会への選考にもなるレースなのにこんなフレンドリーな大会ってあり?!とびっくり!とても楽しそうに互いを称え合いながら、見てる側にも爽快な姿が伝わり、とても素敵な大会だなぁと思いました。
その後、女子1位の吉住選手が男子1位から15分ほど遅れて驚異的なタイムでゴールされ、何もわからない私でもびっくり。その後しばらくして今年UTMBで女子8位に輝かれた丹羽選手も満面の笑みでゴール。とても素敵でした。
色んな選手を間近で見て、競争以上に人と人の繋がりを感じた温かい大会に感動しました。
その大会に感化され、山を初めて4年目にさしかかり、新しい事にチャレンジしてみようと思いトレランに挑戦しようと決めました。
どこまで行けるかわからないけど、新たなチャレンジはいつも人生をワクワクさせてくれます(^^)
感動は人生を変える
はじめまして。
ブログをご覧いただいて、ありがとうございます。
ブログを書くのは初めてなので、何から書こうかなぁと迷うところですが…書くことは決めていました。
それは、山。
わたしの人生を変えた趣味、登山について書きたいと思います。
私にはもともと趣味がありませんでした。
今では登山が、心の底から大好きな趣味です。
4年前、私は毎日深夜まで残業ばかりの日々を過ごしていました。
好きで始めた仕事のはずなのに、プライベートな時間とのバランスに悩み、上手くいかない自分を責めることが多くなり、いつの間にか心が疲れてしまってました。
自分に自信がなくて、人の意見に流されて、周りの目を気にしてばかり。。。
そんな毎日に嫌気がさして、このままでは絶対いやだ!と思ってある決意しました。
「やりたいと思ったことは何でもやってみる!」
この決意が私にとって人生を変える大きなきっかけになることに。
そこで、ずっとしてみたかった登山をすることにしました。
目標は、富士山に登ること。
一度は登ってみたいな、と始めた頃はその程度に思っていました。
しかし、知り合いにお願いして連れて行ってもらった初めての六甲山登山から始まり、目標にして登頂を果たした富士登山。
そこで味わった、登り終えた時の達成感。
そして、山を始めたことがきっかけでできた友達との出会い。これも私の人生でかけがえのない幸せな出来事でした。
山は登るだけのしんどさ以上に最高のプレゼントをくれました。
そして、3月。
初めて登った雪の八ヶ岳…。
そこには想像以上の感動が待っていました。
白銀の大地、黒くそびえ立つ岩壁、真っ青な大空。
そこに立っているのが自分でも不思議でした。
目に映る景色の全てが美しく、普通に暮らしているだけでは絶対に見ることのできない幻想的な景色がそこにありました。
感動の景色の中に立った私は、隠れていた本当の自分を取り戻しました。身体の奥から感じる開放感、清々しさを全身に感じました。
山は私にとって「自分らしくいられる場所」になりました。山は心から好きな場所、登山は心から好きな事になりました。
心の底から好きな事ができると、自分に自信がつきました。
辛いことがあっても、山に行くことを楽しみに頑張れました。
少しの辛いことなら、動じなくなりました。
楽しいを知ると、楽しむことに前向きになりました。
さらに楽しいことを探すようになりました。
思考のサイクルが変わりました。
楽しいを見つけると人生は変わりました。
もっともっと、自分に素直に生きたいと思いました。
まさに生き甲斐です。
もしかしたら、そんな“生き甲斐”がない人もいるかもしれません。
そんな方はぜひ「心から楽しい」を見つけてみてください。
きっと、人生が変わって見えるはずですよ☺︎
恥ずかしながらの告白どす。